19.行き詰まる廃車処理
X   ・・・・行き詰まったな。
仲   1月中には廃車も無くなり港もきれいに
     なると思ったんだけどね。
     これは、業者に収集運搬業の許可をとって
     もらってから処理するしかなさそうだね。
     牛まつりには間に合わないなあ。
X   しかし、こういう事態になることを公民館や町役場
    業者、保健所は気付かなかったということだな。
仲   公民館が分からなかったのはしょうがないよ。
    業者とは何度も話し合っていたようだし。
    業者も知らなかったんだから。
    
自動車リサイクル法が今年1月から施行され、県内の各離島にある廃棄自動車が
島外に搬出できない現状が郡内の各離島で起きている事がわかった。
県内では、同法に適合して廃車を海上輸送出来る業者がいない。このために
各島から廃車を搬出することが出来ず、早急な対策が急務の課題。県内でもっとも
多くの離島を抱える竹富町では「法律が施行されているために具体的な方策
(廃車の運搬方法)がなく、八方ふさがり」と頭を悩ませる。
住民も「まさかこんな状況になるとは思わなかった」と憤りをみせている。
記事   
記事2   
これまでは廃車は有価物として扱われており、廃車の海上輸送には特別な資格はいらなかったが
同法では自動車をこれまでの「有価物」から「廃棄物」として位置づけているため、海上輸送を
行う業者は収集運搬業の許可が必要となった。
八重山福祉保健所によると、県内では沖縄本島の民間業者2社が海上輸送を行うために
収集運搬業の許可を受ける準備を進めている。
一方郡内では許可を申請する業者が無いため、フェリー会社や砂利運搬船を所有する建設業者など
市内4社に対して、収集運搬業許可の取得・廃車搬出業務を同保健所が依頼しているという。
保健所生活環境課では、「廃車の海上輸送を行う業者がいなくなることを想定していなかった。
早急に民間業者になんとかしてもらいたいが、申請から許可が下りるまで多少時間が
かかってしまう」と話しており、当面は廃車を搬出できない状況が続きそうだ。
記事3  黒島「島をきれいに・・・」逆効果   
自動車リサイクル法が施行されたことで各離島では廃車を島外に搬出することが
できなくなっている。その中で、竹富町黒島ではリサイクル法施行に合わせて島内をきれいに
しようと公民館が主体となって島内に放置されている廃車を収集。今年1月中に搬出する予定だったが
海上輸送を行えずに港に野積みにしている状態となっている。
同公民館によると、港に集められた廃車は80〜90台。昨年末ごろから郡内の各業者に
協力してもらい、島内の廃車を収集した。廃車手続きを済ませ、年明けに搬出しようとしたところ
海上輸送を行えないことが分かり、港に集積している状況となった。
27日には島最大のイベントでもある「黒島牛まつり」を控えており、神山光永公民館長は
「港は島の顔。牛まつりには観光客が大勢訪れる。祭りまでにきれいにしようとした結果、島の顔に
廃車を野積みすることになってしまった。冷や水をかけられたような思いです。」と頭を悩ませている。
廃車の海上輸送業務・収集運搬業許可取得を八重山福祉保健所から依頼されている市内の業者は
「何とかしないといけない。できることはやりたいと考えているが、法律施行前の説明が全く
無かった」と憤りを見せた。
X   保健所も、こういう事態を想定して
    業者に事前に連絡ぐらいしなきゃだめだよな。
仲   こまったねえ。
    
港に積まれている廃車